こんにちは ういと申します。
今回ははてなブログのお題「大好きな絵本は何ですか?」について書いてみようと思います。
私が大好きな絵本は「バムとケロ」シリーズです。可愛くてほっこりする絵柄に、クスッと笑えるバムとケロのやりとり。読めば読むほど大好きになる絵本です。
そんな「バムとケロ」の魅力についてお伝えします!
バムとケロのおすすめポイント!
『バムとケロ』とは
著者:島田ゆか さん
出版:文溪堂
発行年:1994年
対象年齢:4〜5歳
シリーズ:「バムとケロのにちようび」
「バムとケロのそらのたび」
「バムとケロのさむいあさ」
「バムとケロのおかいもの」
「バムとケロのもりのこや」
キャラクター紹介
- バム ケロちゃんの突拍子のない行動にいつも振り回されている白い犬の男の子。しっかり者でおおらかな性格。
- ケロちゃん 元気いっぱいでやんちゃなカエルの男の子。好奇心旺盛でイタズラ好き。
- ヤメピ バムとケロと一緒に住んでいる?耳の黒い小さい犬。いつも2匹のそばにいて自由気ままに遊んでいる。
- おじぎちゃん 3本耳のウサギ。
- かいちゃん 寒い夜にバムとケロの家の裏の池で天体観測をしていたら凍っていたところを発見されたアヒル。
バムとケロシリーズのココが魅力的!
豊かな表情と細かい小物たち
バムとケロの特徴といえば“目”だと思います。ポヨンとした目が驚いたときには大きくなったり、呆れた時のじと目、眠たそうな目などどんな表情もとってもキュート。セリフがなくても感情が伝わります。
キャラクター以外にも家具や小物たち、身につけているものだってとても可愛いものばかりです。お風呂のバスタブは赤い犬のかたちをしていたり、2匹のダイニングチェアはそれぞれ犬とカエルのデザインだったりと、こんな家に住みたい!と思えるような小物たちがたくさん描かれているので、ぜひそちらにも注目していただきたいです。
何でもない日だって2匹でいれば特別になる
この絵本は、雨が降っていて外に出られない日や週に1度のお買い物の日、寒かった朝など特別ではない日のお話も多いです。なのに最後は楽しい日になるのは2匹が日常を工夫しながら過ごすことが上手だからだと思いました。
雨が降っている日はおやつを作って絵本を読んだり
いろんなお店でお買い物をするけど、買い過ぎてちょっと返品する羽目になったり
寒い朝には裏の池に行って魚釣りをしに行ったらお友達ができたり
など、好奇心と少しのアイデアを持って過ごすと特別な1日になる、ということを学べるところが素敵な絵本たる所以だと思います。
美味しそうなおやつたち
バムとケロには美味しそうなおやつがたくさん出てきます。ドーナツやホットケーキ、プリンやクッキーが山盛り並んでいたり、「バムとケロのおかいもの」で休憩をしている時のランチでもオムライスやサンドイッチ、肉まんなどどれも美味しそう。自分だったら何が食べたいかな?なんてお子さんと言い合いながら読むのもいいですね。
実はシリーズの他にも「バムとケロのおいしい絵本」というレシピ本が出版されています。内容は絵本の中に登場するおやつや、本編の隅っこに描かれているという作者の島田ゆかさんがよく作っているというサンドイッチなどが載っていて、レシピ本としても絵本としても楽しめる1冊となっていますよ。
私がバムとケロシリーズに出会ったのは、友だちの家に飾ってあったのがきっかけです。読ませてもらうと、なんて可愛い絵本なんだ...!と感動したことを覚えています。この絵本を知った当時はもう小学生だったので、絵本を買ってもらう事に躊躇いがありました。だから大人になった時、自分の子どものために買ってあげようと考えていました。そして子どもが産まれ、初めてのクリスマスにこの絵本たちをプレゼントしました。まだ理解はできないですが、いつか子供とこの絵本について語り合えたらいいなぁ、と思いながら毎晩読み聞かせをしています。
「バムとケロ」シリーズは子どもが読んでも大人が読んでも楽しめる絵本です。もしお子さんへの絵本選びに迷われている方がいらっしゃいましたら参考にしていただけると幸いです。