【大寒波到来中!冬の九州旅行〜0日目フェリー編〜】

こんにちは ういと申します。

 この投稿では2024年1月末に日本列島を大寒波が襲っていた時に行った5泊6日の九州旅行の様子を記していきたいと思います。特に赤ちゃん連れのご家族に参考になれば幸いです。

 

なぜ九州を選んだのか

雪のないところに行きたい

 冬の福井県といえば大雪。寒いわ事故は多いわ雪かきはしなくちゃいけないわで大変な時期なのです。

 なるべく雪を見たくない私は、雪のないところに行きたい→そうだ九州だ!と安易な考えで九州旅行の計画を立て始め、同時に孫守りをしてもらうため母を召喚することに成功。大人3人子ども1人旅となるのでした。

ハウステンボスに行きたい

 テレビやInstagram等でよく目にしていたあのイルミネーション。いつか見に行きたいなぁと思っていたらチャンスが来たではありませんか!必死にハウステンボスや福岡・大分の観光地、並びにどのルートで行けば効率よく回れるかを調査し夫に説明。見事冬の旅行は九州に決定しました!

 

フェリーに乗る

 福岡までの移動手段ですが、九州は車社会のためレンタカーも検討しましたが、チャイルドシートも必要だし、レンタカーの費用や慣れていない車の運転をするなど、諸々を考えると自家用車を持っていく方が安心だったのでフェリーにしました。

 そして『名門大洋フェリー』にお世話になることに。九州への航路は大阪南港発ー新門司港着で17:00〜5:30の1便と19:50〜8:30の2便がありました。子どもがいるので朝バタバタしたくなかったため2便を選択。ちなみに、2便の方が金額はフェリー代金・夕朝食代ともに1便よりお高めでした。

予約方法

 旅行の1週間前に公式サイトのWEB予約から部屋と人数を選び支払いをします。部屋によってはアメニティに違いがあったりするので注意してください。割引があるので早めの予約がオススメですよ。

 予約完了後に発行されるQRコードは乗船時に必要なため、すぐ表示できるようにしておくとスムーズです。

 乗船までの流れ

 乗船1時間前に大阪南港フェリーターミナルに到着。係員の方にどのフェリー会社なのかを伝え、会社名が書かれた紙をもらって受付時間まで待機。その後QRコードを係員の方に読み取ってもらい、指示に従い車を移動します。大阪南港には他の会社のフェリーも停船しているので、地面に書かれたフェリー会社の線に沿って移動していくと自分が乗るフェリーに辿り着けるようになっていました。

乗船するフェリー会社を伝えたらもらえる紙
 船内の様子

 中に誘導され車を停めるといよいよフェリーの船内へ!行きは「フェリーふくおか」帰りの便は「フェリーきょうと」です。乗るフェリーによってエントランスのデザインが違うので全船制覇してみたくなりました。

 エレベーターでロビーに向かい、受付で部屋の鍵をもらいます。船内は最近リニューアルされたとあって、どこを見てもコロナ対策をなされていて清潔感がありとても綺麗です。

フェリーきょうとのエントランス
部屋

 私たちが泊まった部屋はファーストBという和洋室です(定員4人)。シングルベッドが2つと畳に布団が2組あり、どちらでも寝ることができます。テレビもあり、1歳児がいるので畳の方が落下の心配がなかったりおむつ替えに便利だと思って予約したのですが、船の揺れを直に感じて酔いそうだったので、少しでも距離を取るためにベッドで寝ました。ベッドは固定されているため、1台で娘とみっちみちになりながら寝たのですが、船酔いの恐怖と寝相の悪い娘の蹴りで寝れませんでした。

 一方、母は1人部屋でした。ベッドと机があるのみで、こちらは必要最低限の広さの部屋となっています。翌日感想を聞くと「隣の部屋のいびきが聞こえたり、ドアを開け閉めする音が聞こえてくるのでよく寝られなかった...。」とのことでした。音に敏感な方は耳栓があると安心かもしれません。

夕食

 食事会場は最初に受付をした場所の隣にありました。

 入り口で食券を買います。夕食は大人1人1,800円、小学生1,000円、幼児は無料でした。朝食とセットにすると1人2,400円とのことだったのでセットを買いました。支払い方法は現金のみです。

 ご飯のラインナップはおかずが20種ほど、うどんやご飯、カレー、お味噌汁、デザートがありました。ソフトドリンクはドリンクバーで、アルコールも種類があるようです。ビールは1杯500円でお金を入れると注げるようになっています。おかずはビュッフェの定番メニューがほとんどでしたが、どれも万人受けする味付けで美味しかったです。ソフトクリームを作れる機械があったのでお子さんは楽しいだろうなぁ。

 娘は1歳半を過ぎていたため大人と同じものを食べていましたが、薄味だったので安心でした。食べていたものは枝豆・ご飯・フライドポテト・ほうれん草のおひたし・ウインナーです。子供用椅子やお皿やコップ、カトラリーも準備されていました。

 離乳食中の赤ちゃんは、電子レンジやお湯が船内にあるので便利だと思います。

夕食(汚くて済みません...。)
朝食

 朝食はこれまたビジネスホテルビュッフェの定番メニュー。夕食と違うところはドリンクバー・うどん・ソフトクリームが無く、飲み物はピッチャーでパンが数種類とトースターが用意されていました。おかずも夕食までとはいきませんが種類が多くて楽しかったです。

展望浴室

 お風呂は展望浴室となっており、洗い場も10個ほどありました。シャンプー・リンス・ボディソープは常備されています。バスタオルはスイート・デラックス・スーペリアの部屋にしか無いそうなので、ファーストに泊まった私たちは家から持って行きました。売店でも購入できるのですが1枚1,000円でした。

 稀におむつが外れていない赤ちゃんは大浴場が使えない場合がありますが、名門大洋フェリーは使用可能でした。

売店

 売店では飲み物・お菓子・雑誌・シャンプー類・バスタオル・オリジナルグッズ等が販売されていました。大阪と福岡のお土産も売っており、これなら買い忘れに気づいた時に購入できるので安心ですね。帰りに気づいたのですが、酔い止めの飴が売られていました!薬は売っていないので万が一の時に助かるなぁと感心していました。

ゲームセンター

 UFOキャッチャーがたくさんあり、景品も最新のものばかりで楽しそうでした。これはお子さんも退屈しないで済みそうです。

キッズコーナー

 アニメが流れているTVと登ったり降りたりできる小上がりがありました。小さい窓から海を見たりできるのも楽しそうです。食事会場の向かいにあるので、先にご飯を食べ終わって暇になった子どもはここで遊べるし、親としてはとてもありがたい!(付き添いは必要ですが)

設備いろいろ

 自販機コーナーにはカップラーメンや飲み物、アルコール、給水機と電子レンジもありました。ご飯を持ち込んだ時に便利で助かります。帰りに冷凍の肉まんを買おうとしたけど電子レンジがあったか覚えておらず購入しませんでした...。

 お手洗い、パウダールームも中が広くて清潔で、台数がかなりあったので待つことなくスムーズに利用できました。翌日の朝、メイクのため使用しましたが大きい鏡とドライヤー・コンセント・ティッシュもあるので便利です。私は使っていないのですがシャワールームもありました。

下船

 8:00頃になると到着を知らせる船内放送があり、降りる準備をしてロビーに向かいます。階段とエレベーターの前で開くのを待つのですが、開いた直後は大変混み合うためお子さん連れの方は人の流れが落ち着いた頃にゆっくり出るのがいいと思います。

 車を停めた階まで向かい、乗り込みます。帰りも誘導してくれる方に従い前の車に続いて出庫したらいよいよ福岡の地に到着です!

船酔いについて

 私は昔から三半規管が弱く、車内でスマホを見ていたら走り出して5分程度で酔ってしまうほど。周りから「大阪ー福岡は瀬戸内海を通るからそんなに揺れない」「乗り込んだら寝るだけでしょ?」など言われていましたが怖くて対策なしでは乗れませんでした。なので「アネロン」を乗船6時間前に飲み、祈りながら乗船。それでも行きはビビりまくっていましたが幸い酔うこともなく、本当に飲んでおいてよかったと思いました。私のように三半規管が激弱な方はぜひご検討ください。

 

 

 私が当時知りたかったフェリーの詳細を書いてみました。どなたかの参考になれば幸いです。

 次回は福岡編を投稿したいと思います。